Between wise and foolish

美味佳肴・・・Tips & Tricks

いかなごのくぎ煮

   

昨日、3月3日は神戸・明石近辺での「いかなご」の解禁日でした。
「いかなごを炊く香りがすると春が近い」といわれるほど、「いかなごのくぎ煮」は神戸の春の風物詩になっています。
 
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いかなごのくぎ煮/RICOH GXR+A12 50mm

 
「いかなごのくぎ煮」は佃煮の一種なんですが、水揚げされたイカナゴの幼魚(新子という)を鍋に入れ、そこに醤油やみりん、砂糖(ざらめ)、生姜などを加えて、水分がなくなるまで煮込みます。
炊いている最中に箸などでかき混ぜるとイカナゴが崩れ、団子状に固まってしまうため一切かき混ぜず、微妙な火加減で水分が飛び、かつ焦げ付かない頃合いを見て仕上げます。
いかなご自体の鮮度も大きな要素で、水揚げ後できるだけ早く炊かないと、首が取れたり、腹が割れて味が落ちたりするのだそうです。
 
昔、母親が1シーズンに10キロとか炊いていましたが、各家庭で調味料の比率や、水飴やゴマなどを加えるなどレシピが異なり、お裾分けしあっていましたね。
また上手・下手も正直あって、主婦の腕を競い合っているところもあったようです(笑)。
 
実は上の写真は、懇意にしている魚屋のおばちゃんが解禁日に炊いてくれた「いかなごのくぎ煮」です。
まだ体長2cmと小さく、炊き上げるのが非常に難しいはずなのですが、さすがはプロですね。
すごく綺麗に炊いておられます。
味も歯ごたえも絶妙でした!

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