何度も利用したことのある「ベルリン・テーゲル国際空港」が、2020年11月8日に閉鎖されることが決まったそうです。
全然知らなかった、というか本気にしていなかった、10月31日の新空港の開港ニュースが本当だったようです(笑)。ベルリンっ子からも永遠に開港しないといわれていた「ベルリン・ブランデンブルク国際空港」、飛行機の窓からしか見たことがありませんでした。
しかも10月25日には新空港の鉄道駅も開業済みなんだそうです。
2010年6月の新空港開港予定から何度も延期になり、その煽りを食ってエアベルリンが破綻(涙)、未だ開港せず、今に至っているわけですが、果たして7万5千もの欠陥は本当に修正されたのでしょうか?(笑)
テーゲル国際空港はソ連によるベルリン封鎖の際に、飛び地になってしまった西ベルリンの輸送拠点として突貫で作られた空港だったのですが、誰もこんなに長い間使われると思っていなかったでしょうね。
ベルリンからはフィンエアでヘルシンキへ飛んだこともあったっけ。
歩いて飛行機のタラップまで歩いて行ったのは数回しかありませんが、そのうちの1回がテーゲル国際空港でした。
1948年、ソ連によるベルリン封鎖の際に、それに対抗してアメリカとイギリス軍が食料品や日用品などを飛行機を使って空輸し、ベルリン市民を助ける「Berliner Luftbrückeベルリンの空への架け橋」作戦が行われました。その際に、テンペルホーフ空港だけでは足りなくなって、急遽90日間ほどで滑走路を整備されたのがテーゲル空港の始まりです。
引用元:Young Germany / さようなら、テーゲル国際空港。
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