お茶問屋、林茂森茶行へ◆2日目 | 美味いメシと旅さえあれば

お茶問屋、林茂森茶行へ◆2日目

2013年4月ー台北・九份

ウクレレをホテルに置いてひと休みしたあと、やっと問屋めぐりに出発です。

まずはお茶。
今回の旅のきっかけになった林華泰茶行に行こうと思ったのですが、いろいろあって林茂森茶行と林華泰茶行の2軒に分かれてしまっているとの情報がありました。どうやら2軒は隣近所らしい。
前はタクシーで行ったのですが、MRTの便利さもあり、もよりの捷運大橋頭駅に向かいます。
本当に2軒、隣のビルです(^^;;
行ったことない方の林茂森茶行に。

お店に入るとさっそく日本語が堪能な息子さんのチャールズさんが声をかけてくれました。
こちらでは人が一人入れるぐらいの缶にお茶が入っていて、蓋に値段が貼ってあります。
1斤、600gの値段が台湾ドルで書いてあります。

こちらでは美味しかった高山烏龍茶を買います。
高山烏龍茶を見せてもらったあと、ほかにもいろいろ見せてもらいます。

東方美人茶、4段階。
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写真ではよく分かりませんが、色と香りが違います。きっと味も違うでしょう。
良い東方美人は緑色が強く、白っぽいのだそう。
なぜこんなに違うのかたずねると、木の若さと土地の新しさで、土地は切り開いてから新しいほど良く、木は若いほど良い、とのこと。
4000ドルにはちょっとひるみましたが、林さんいわく、1000ドルのでも十分美味しいよ、と。
そういえば林華泰茶行でも1000ドル以上のお茶は別室に置いてましたね。

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初めは買う候補じゃなかった茉莉香片茶(ジャスミン茶)の高級品、「飲んでみますか?」と言われ試飲。
けっこう大胆に入れてくれますが、さすがにすばやい。
チャールズさんいわく、「僕たちはだいたいマグカップで飲みます」。

かなり美味しい。香りもやさしい。目からウロコ・・・
これには他のお茶に興味があまりなかった奥様の目も輝きます。

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レストランで無料で出てくるジャスミン茶は最低レベルだそうで(どこもがそうじゃないと思いますが・・・)、こちらでは1斤60ドル程度からありました。
ご主人の林茂森さんは「ケミカル」って言ってました。安いのは香料で香り付けしているそうです。
1000ドルぐらいになると、天然のジャスミンの花で香りづけされているようで、生産量が少ないため日本にはあまり入っていないらしいです。
また、中国本土のジャスミン茶が緑茶に香りを移しているのに対し、台湾の茉莉香片茶は清茶(文山包種茶等)がベースになっているのだそう。

試飲している間にもどんどんお客さんが来て買っていきます。
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大量にお茶を買ってたお客さんにも、このジャスミン茶の試飲をすすめます。
結局自分たち用でしょうか、お買い上げになっていました。

途中、お茶農家の人が大きなビニール袋5つぐらいに入ったお茶を持ち込んでいました。
さっそく林茂森さんがその場で鑑定して値段交渉されてましたが、一段落するとお二人ともお茶で一息入れられてました。
なんか良い感じ(^^)

あとこちらでは欲しかったTravel Buddyというフィルター付きのプラスチックボトルを見つけました。
3種類置いてありましたが、使いやすそうな500mlのやつをゲット。
他の店でも見かけましたが、結局こちらが一番お安かったです。

結局、こちらでは茉莉香片茶を1斤、高山烏龍茶を半斤、清茶(文山包種茶)を半斤いただきました。

林華泰茶行にも再訪してみたかったのですが、手持ちの現金がとぼしくなってしまったので、ここは涙をのんで次に向かいます(←おおげさ)。

追伸:ちょうど台湾に行っている間に台北ナビにここの記事がアップされていました。
結構詳しく書かれていますので参考になりますよ。
台北ナビの記事「林茂森茶行」

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