夜間開館中の故宮博物院へ◆1日目 | 美味いメシと旅さえあれば

夜間開館中の故宮博物院へ◆1日目

2013年4月ー台北・九份

鼎泰豊で食べた小籠包と、意翔村茶業でいただいたお茶でおなかがけっこうふくれました。
本当はもう一軒ぐらいお茶屋さんに行きたかったのですが、大量のお茶を持って他のお店に行くのも気がひけましたし、ちょっと予定より遅くなっています。最寄り予定を切り上げ、MRT忠孝新生駅へ向かいます。
目的地は故宮博物院。
夕方に博物館?時間が足りないんじゃない?と思われるかもしれませんが、結果としては大正解でした!

途中、タイルが可愛らしい小学校や幼稚園の横を通ります。
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警察署の前には台湾らしい警察仕様の原付が。
赤青のランプがなんとも可愛らしい。
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忠孝新生駅から板南線、淡水線と乗り継ぎます。
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MRTはけっこう混んでました。
週末の士林夜市に行く人たちなんでしょう。
士林夜市最寄りの剣潭駅で大勢下りていきました(士林駅よりも近い)。

士林駅からはバスに乗り継ぎます。
ワタシも台湾でバスに乗るのは初めてです。
若干不安もありましたが、故宮博物院という行き先が出てましたし、今回は強力な味方、iPadがあります。
少々荒っぽい運転に揺られ、iPadのGoogle Mapを睨みながら、無事に故宮博物院前に到着。

悠遊カードをタッチすると、7ドルという表示が!
この時初めて知ったのですが、悠遊カードでMRTとバスを乗り継ぐと、あとに乗った交通機関が半額になるのですね。
ただでさえ運賃が2割引になる悠遊カード、恐るべし!

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とにかく到着してホッとしました(笑)。

旅の計画時にガイドブックなどを見ても、故宮博物院では、玉で出来た白菜や、石で出来た豚の角煮が有名とあり、写真を見てもあまり興味が持てませんでした。
しかも、常に大陸中国人旅行者でいつも大変な賑わい、かつ、大声や割り込み、体当たりなどマナーの悪さも相当なもの、と悪い評判ばかりが目立ち、行くつもりはなかったのです。

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なぜ行く気になったかというと、台北ナビの故宮博物院特集ページを見て、なんか凄そう!と感じたから。
それに、夜間開放時は団体客を断っていて、大陸人はほとんどいない、という情報を得たからです。
夜間開館は、金曜日と土曜日で、しかも21時まで開いているとのこと。
もうこれは、行くなら初日の土曜日しかないと思っていました。

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実際行ってみると、それがドンピシャで、人気だという白菜・角煮の周りにも数名だけという恵まれた閲覧環境!
心にも余裕が出来て、じっくりと見て回ると、素晴らしいものがたくさん。
書、細工もの、陶器類、密度も濃いし、じっくり見ていたら半日かかると言われるのも納得です。
「とめはねっ!」の影響で書も少しは興味があったし、細かい細工ものはルーペで見ても見えない程の精緻さに驚かされました。
特に象牙を彫った球体は作り方が想像できないどころか、何重になっているのか分からないぐらい凄かったです。
写真は撮れないので、台北ナビの故宮博物院特集ページをご覧くださいね(2020年8月現在は試験的にフラッシュ無しでの撮影は可)。

結局、興味深く見て回ることができ、気づいたら3時間も歩き回っておりました。
それでも、陶器類などはかなり飛ばして見たのですが・・・
外に出たら、真っ暗。あたりまえ!(笑)
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ちなみに故宮博物院の入館料160ドル(約500円)はカード払い可。
荷物は無料で預かってくれますよ。

帰りもバスに乗り、士林駅に。

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夜市を覗こうとしましたが、あまりの人の多さに中心部には近寄らず、ホテルに帰りました。

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