2019年10月ー台北・高雄・台南
iPhoneなどのスマートフォンのアプリがとても充実してきていて、海外旅行には欠かせなくなっています。
タクシーアプリもその一つで、台湾ではタクシー値段が安い分とても使い勝手が良くなっています。
上手く使えば、すごく便利でしかも安心してタクシーを利用できることが実感できましたので簡単にご紹介します。
私はまだ使ったことがないのですが、大和自動車交通のアプリを使えば日本語で台湾大車隊のタクシーを呼べるようになったようなので、それも紹介します。
台湾大車隊 55688
アプリのダウンロード
まずはアプリがなければ始まらないので、持っているスマートフォンにあったアプリをダウンロードします。
以下のQRコードを読み取るか、クリックすればダウンロードページに移動します。いずれも無料でダウンロード出来ます。
アプリのアイコンはこれです。
初期設定・会員登録
初回利用時は「註冊新會員」をタップします。
規約が出てきますのでAgreeをタップします(なんでここだけ英語なんですかね?)。
必要事項を入力していきます。
利用にあたっては台湾の電話番号が必要になりますので、私のようにプリペイドSIMを利用している人は毎回会員登録する必要があります。
- 手機帳號:スマートフォンの電話番号です。日本も選択できるのですが、日本国内からだとSMSが届かなかったです。台湾でも日本のSIMで使用するのであれば、台湾入国後に登録する際は日本の電話番号で良さそうです。
- 密碼:任意のパスワード
- 確認密碼:もういちど同じパスワードを入力
- 姓名:フルネームを入力。(私はローマ字で入力しました)
- 稱謂:性別。「先生」は男性、「小姐」は女性の意味です。
- 電子信箱:Eメールアドレス。スマートフォンで受信できるアドレスを入力。
- 「取得簡訊驗證碼」をタップすると、下の左側のスクリーンショットのロボット防止用の入力ダイアログが表示されるので、右に見える英数字を入力して「發送簡訊」をタップするとSMS(ショートメッセージサービス)で数字が贈られてきます。
- 届いた確認コードを入力して「確定註冊」をタップすれば登録完了です。
- 続いてクレジットカードの登録を促されますが、「下次再説」(また今度ね、と言う意味)をタップすれば使えるようになります。
台湾大車隊のタクシーをアプリから呼ぶ
アプリを起動して「地圖叫車」(地図から呼ぶ)をタップします。
そうすると自分の位置が地図上に表示されます。
「上車點」と書かれたピンを乗車したい場所に移動して「確定位置」をタップ。
行き先は指定しても指定しなくても良いので、そのまま「確定叫車」をタップすると、「要使用這個位置嗎?」(ほんとに良いのか?)と聞かれるので、「是」をタップすれば完了です。
しばらくすると「xxxxx番のタクシーが行く」という連絡が来るので、乗車位置に来たタクシーの番号を照合して乗り込めばOKです。
乗った時にアプリの画面を見せたらなおOKです。
大和自動車交通
アプリのダウンロード
以下のQRコードを読み取るか、クリックすればダウンロードページに移動します。もちろん無料です。
使い方
何よりも大和自動車交通のWebサイトが充実していますので、そちらへのリンクを張っておきます。
次回はこのアプリを使ってみようと思います。
find taxi 呼叫小黃
呼叫小黃は呼びたいタクシーの細かい指定が出来たり、ドライバーを選べるという特徴があります。
特にドライバーを選べるというのが凄くて、実際に乗った乗客が評価しているんです。
なので、ドライバーも良い評価を得ようと頑張るし、客は満足度を投票する。それを繰り返しているので、評価の高いドライバーを選べば不快な思いをせず、快適に目的地に行ける可能性が高くなるという仕組みです。
私の場合は高雄でとても親切にして頂きました。
アプリのダウンロード
以下のQRコードを読み取るか、クリックすればダウンロードページに移動します。もちろん無料です。
Androidだと日本語になるのに、iPhone(iOS)版は英語&台湾華語にしかなりません。なぜだ?
使い方
アプリを立ち上げるとこんなシンプルな画面です。台湾大車隊の宣伝だらけのスタート画面とは全く違います(台湾大車隊のトップページも台湾らしくて好きですけど)。
「Reservation」をタッチするとこの画面に移ります。
「Pick Up Location」をタップすると自分の位置がマップ画面に表示されます。
マップはGoogleマップやAppleのマップなど選べるようになっています。
この画面で乗車場所にピンが来るようにマップを移動して「Confirm Start Location」をタップして指定します。
「Destination」も同様に指定します。
最後に画面右上の「Submit」をタップすると、ドライバーに情報が送信され、ピックアップ可能なドライバーさんが立候補してきます。
それがマップに表示されるので、頼みたいタクシーをタップして選んで来てもらう、という流れです。
ただ最初ちょっと分かりにくくて、知らない間に2台呼んでいて、1台のドライバーさんを待ちぼうけさせてしまったということがありました。もちろんメッセージで深く謝罪しましたが、苦い失敗談です。
Reservationの画面で「Service」をタップすると自分の希望を伝えることが出来ます。
どこまで反映してくれるか分かりませんが、クレジットカードが使えるとか、英語がしゃべれる人とか日本語が使える人、面白いところではカラオケがあること、なんてのもあります。
まとめ
2020年10月の旅では、「台湾大車隊」を台北と台南で合計4回、「呼叫小黃」を高雄で1回利用しました。
「台湾大車隊」だと気楽にタクシーを呼ぶことができて、ちょっと不便な台南では大活躍でした。
高雄では「呼叫小黃」を使って評判の良いドライバーさんを選んだところ、車内で日本製のカメラの話でドライバーさんと盛り上がり、目的地に到着後に5分間無料で周辺を観光案内してくれました。ちなみにチップを渡そうとしたのですが、「気持ちだけで十分です、また高雄に来てください」と(翻訳アプリで)言われ、受け取って頂けませんでした。
絶対にまた行きたい、って思った楽しい思い出になりました。
公共交通機関で移動するのも楽しいですが、ドライバーさんとの交流があったりして、タクシーも悪くないなと思いました。
コメント